皆さまこんにちは、パンク(bellbellAT123)です。
前回の記事では、外資系企業のイメージと実態について、パンクの経験を踏まえて書かせて頂きました。
実際に外資系企業で働くと、
「外資系!?すごい!エリート!」
というイメージを持たれがちですが、現実はイメージとは違ったりします。
*まだ読まれていない方はぜひこちらもご覧下さい。
今回は、もっと具体的に外資系企業と日系企業の違いは何なのか?を見ていきましょう。
- 就職活動をされる学生の方で、外資系企業に興味をお持ちの方
- 転職活動をする社会人の方で、外資系企業に興味をお持ちの方
- そもそも外資系と日系企業は何が違うのか知りたい方
目次
外資系企業のメリットとデメリット6選
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外資系企業と日系企業を比較すると、特徴が大きく異なります。
両者の違いを1つずつ見ていきましょう。
社員に対する考え方の違い
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日系企業の場合は、新卒でも中途採用でも、きっちり研修を行うことが多く、丁寧に一から育てていくという考えを持つ傾向にあります。
しかし外資系企業では、いかに早く戦力になれるか期待する傾向にあり、中途採用の場合はなおさら即戦力となる人材だけを採用するということが多いです。
パンク
パンナ
日系企業は外資系企業よりも教育の費用と人員を確保している会社が多く、教育・育成を行う部署などが人事部内に設置されているケースが少なくありません。
対して外資系企業は、これまで経験して培ったスキルを最大限活かし、入社してからすぐに成果を上げることが求められる事が多いです。
外資系
日系
給料に対する考え方の違い
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社員に対する考え方に繋がっているのですが、外資系企業では、
「成果を上げられる優秀な人材=高い報酬を払うに値する」
という考えが強いです。
そのため、日系企業のように「教育を受けて少しずつ成果が出せれば良い」という気持ちで入社すると、成果が上げられず解雇されることもありますので、注意が必要です。
外資系
日系
業績考課(評価制度)に対する考え方の違い
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日系企業は年功序列制度を取っており、年齢に応じて役職が上がっていく会社が多いです。
最近は日系企業も成果主義で重視する会社が増えてきており、優れた成績を残せば同じ世代の中でも早く昇格する事もありますが、外資系よりも年月がかかる会社が多いです。
また日系企業では、成果だけではなくプロセスも重要視されることが多いので、成果以上に努力も含めた評価であることが多いです。
外資系企業では、結果を残す事に特化していることが多く、日系企業よりも成果に対して重要視する傾向にあります。
特に入社時の規定で、試用期間(3ヶ月のところが多い)を設ける会社は沢山ありますが、外資系では特に目標に対して結果を出せる人材と見込んで採用されているので、試用期間から目標が達成できなければ解雇、というのは珍しくありません。
外資系
日系
会社の方針や意思決定の速度の違い
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これは外資系企業と日系企業の両方に勤めて、僕が最も痛感していることです。
会社としての方針決定のスピードは外資系企業の方が圧倒的に早いです。
もちろん会社によって異なる部分はありますが、日系企業では会議で決定した内容を会社方針として定めるまでに沢山の上司の承認を得る必要があり、会社としての方向性を決めるまでにとても時間がかかります。
外資系
- 会議時間が短時間で区切られており、その場で議題の結論を下す。
- 重要な会議では決定権を持った重役がその場で方針を決定する。
- 社員の考えを考慮せずに本社のトップダウンで意思決定を行う。
- 会議がただの報告会になり、次にやるべき事が議論されない。
- 会議で何も決定せず決断が先延ばしになる。
- 出来るだけ大勢が納得できるようにする為、時間がかかってしまう。
- 会議で決定した内容を会社方針として決めるには、
沢山の上司の承認を得る必要があり、時間がかかってしまう。
日系
外資系企業の方が、合理性を求める会議が圧倒的に多いと思います。
日系企業の会議だと「持ち帰って精査します」という事が多いように感じますが、外資系企業の方が一度の会議できっちり結論を出す傾向にあるのです。
・・・では突然ですが、ここで問題です。
外資系企業の方が、日系企業よりも優れているのでしょうか?
答えは、「どちらでもない」です。
合理的な会議で素早く進む方がいいに決まってるでしょ!?
皆さまそう考えると思います。
ですが1つ大事な問題があります。それは、
意思決定をする人間の判断が間違っていない事
これが前提条件になるのです。
パンク
合理的な会議はメリットが大きいのは勿論ですが、それだけではないことも覚えておきましょう。
ワークライフバランスの違い
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外資系企業の場合、一人一人に成果が求められているケースが多いため、個人主義で仕事に取り組むことが多いです。(時には同僚は仲間ではなく敵とみなす人もいます。)
日系企業の場合、同僚を家族のように扱うことが多く、組織としての成果を求められる傾向にあります。
また、外資系企業は残業をするのは能力がない人とみなすことが多く、自分の仕事を終えれば帰っても問題ないと考えられるのが当然のことです。
日系企業では、自分の仕事が終わっても同僚がまだ残業をしている場合、自分も残らなくてはいけないのでは?手伝わないといけないのでは?と思われる方も多いのではないでしょうか。
こういった違いから、ワークライフバランスに対して次のような違いがあります。
外資系
- 個人主義で仕事をすることが多い。(自分は自分、他人は他人)
- 残業をする人は能力がない、と考える傾向にある。
- 会社に帰属意識を持たない人が多い。
- 組織主義で仕事をすることが多い。(同僚は家族)
- 残業は仕事を頑張っている証拠、と考える傾向にある。
- 会社に愛社精神を持つ人が多い。
日系
パンク
女性の働きやすさの違い
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最近は日系企業でも大手であれば、フレックス制度や育児休暇制度などを利用して、融通の利きやすい勤務体系にできるところが増えています。
しかし誰もが知っている有名企業であっても、育児休暇を取ると周囲から嫌がらせを受けるケースが実際に存在していますし、時間短縮して勤務する場合は、正社員として働くことが難しいケースも多く、これは社会的な問題として捉えられています。
一方で、外資系企業では女性社員で上級職になっている方も多いので、
努力して上層部になりたい!どこまでやれるか実力を試したい!
と自分を磨き続けたい女性の方は、外資系企業を目指すのも1つの手だと思います。
まとめ:外資系企業と日系企業はどちらがいいのか
以上の6つの違いを読んで頂いて、皆様はどのように感じられましたでしょうか?
僕が外資系と日系企業の両方で仕事をして思うことは次の通りです。
- 社員に対する考え方の違い
いつでも切られる可能性があるのは時に精神的プレッシャーになる。
日系企業の方が精神的に落ち着いて仕事ができる。
今は家族を大事にして穏やかに暮らしたいから日系が良いかな。 - 給料に対する考え方の違い
報酬が高ければ高いほど嬉しいのは誰でも同じだと思うけど、
ゼロになるリスクは家庭持ちにとっては恐怖にもなり得る。
独身の時は外資が良かったけど家族を持った今は日系の方が良いかな。 - 業績考課(評価制度)に対する考え方の違い
僕は成果を出せたので早く給料が上がる外資系の方が良かった。
日系だと頑張っても昇格に時間がかかるのでやる気が出ない。 - 会社の方針や意思決定の速度の違い
早い方が絶対に良いと思う。
遅くても間違った決断が下される事があるからね。
それなら早くて間違えた方が早く修正できるし。 - ワークライフバランスの違い
僕は「プライベートは自分と家族の時間」なので仕事と切り分けたいから、
外資系の方が休日に干渉されにくくて良いと思うよ。 - 女性の働きやすさの違い
大手日系企業は女性が働きやすい環境を作っているとメディアは言うけど、
実際はイジメやパワハラがあるから外資の方が良いと思うよ。
このように外資系企業と日系企業を比較してみると、どちらも良いところばかりではなくメリットとデメリットが存在します。
僕の場合は、AppleやGoogleと並ぶ某外資系企業に勤めていましたが、かなりハードな職場だったと思います。
ですが、本社の文化や企業規模によって社内環境・規則・方針は全く変わってきますので、一概に外資系だから厳しい、と一括りにするのは違うと考えています。
入社した後で、カルチャーショックを受けると大きくストレスを受けますし、転職を繰り返さなければならないこともあります。(そういった同僚もたくさんいました。)
皆さまが目指す会社について、しっかり下調べを行い、特徴をきちんと理解してから入社する事で、望んだ生活や働き方をできるようになることを願っております。
ぜひあなたの参考になれば幸いです。
ここまで読んでくださってありがとうございました。

